クリエイター活動

クリスタEXでマンガをKindle本にするまで、地味に躓いた話

マンガをKindleで出してみたいと思ったのは、単純に「Xに投稿してたマンガ、まとめたら一冊になるんじゃないか」と思ったのがきっかけ。実際やってみたら、絵を描く作業より「本の形にする作業」の方が地味に大変だった。今日はその話。

クリスタEXって何が違うの

普段イラストや1ページ漫画を描くだけなら、クリスタはPROで十分らしい。でもEXになると、複数ページをまとめて管理できる機能がついてくる。1ページずつファイルを開いて描くんじゃなくて、本一冊分のページを一つの作品として並べて管理できる感じ。

あと同人誌を作ったことがある人向けに、印刷所ごとのページサイズや解像度に合わせたフォーマットを用意してくれる入稿支援機能もあるらしい。これは同人誌を作ったことのある人なら「ああ、あのめんどくさいやつね」ってなる部分だと思う。

そしてオレが今回一番お世話になったのが、EPUB形式・Kindleフォーマットでの書き出し機能。これがEXにはついている。

実際にやってみた

やり方はシンプルで、iPadにクリスタEXを入れて、そのまま描いて、そのまま入稿まで完結させた。ソフトを何個も行き来する必要がなかったのはよかった。

EPUB形式で出力したら、一発で通った。特に詰まるところもなく、すんなりKDP(Kindleの出版管理画面)に登録できた。

一方でPDF形式でも出力を試してみたんだけど、こっちはぜんぜんレイアウトが整わなくて、直すのに1時間くらいかかった。見開きのページ順がズレたり、余白がおかしくなったり。マンガのページ物って、普通の電子書籍と違って「見開きで奇数枚合計にする」みたいな細かいルールがあるらしく、そのへんの調整で普通に沼った。

結局、マンガをKindleで出すならEPUB書き出し一択という結論に落ち着いた。PDFでどうにかしようとする道は、少なくともオレには合わなかった。

印税は32円。それでも出す

正直に書いておくと、一冊売れてもオレの手元に入るのは32円。爆益とは程遠い数字。でもiPad一台で、描いてから本の形にして出すところまで全部完結できるっていうのは、それはそれで結構な体験だった。次は月一ペースで出していこうと思ってる。

「本格的にマンガを電子書籍化したいけど、何から手をつけていいか分からない」って人がいたら、iPad+クリスタEXの組み合わせは試す価値があると思う。ただし、簡単に一発で終わるとは思わない方がいい。EPUBはすんなりいったけど、PDFで沼ったみたいに、どこかしらで一回はつまずく。それも含めてやってみた記録として、また書いていく。

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